詩篇 63
(previous:: ← 詩篇 62) | (up:: 詩篇) | (next:: 詩篇 64 →)
1 ああ神よ。いったいどこにおられるのですか。 一滴の水もない、からからの荒れ地で、 私は必死になって神を慕い求めています。
2 神の聖所へ行ってお力とご栄光を拝したいと、 どれほど願っていることでしょう。
3 私にとって、あなたの愛と恵みは、 いのちよりも大切なのです。 ああ、あなたはなんとすばらしいお方でしょう。
4 生きている限り、私はあなたをほめたたえ、 両手を上げて祈ります。
5 こうして、ついには身も心も満ち足りるのです。 私は喜びにあふれて賛美します。
6 私は夜、横になったまま、
7 今までどれほどあなたに助けていただいたかを 思い巡らします。 そうして、御翼の下にいこいながら、 夜通し喜びにひたるのです。
8 あなたのふところに飛び込めば、 右の手でしっかり抱きしめていただけます。
9 一方、私のいのちをつけねらう者どもは、 地獄の底に突き落とされるのです。
10 彼らは剣に倒れ、野獣のえじきとなるでしょう。
11 しかしこの私は、神に抱かれて 喜びにあふれます。 神に信頼する者は歓声を上げ、 うそつきどもは、黙り込むのです。